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チャーチル ノルマンディーの決断のpechinpahのレビュー・感想・評価

3.0
『 #チャーチルノルマンディーの決断 』
老害啓蒙映画の大傑作!
不動の信念と卓越した指揮力でダイナモ作戦(ダンケルクの戦い)を遂行した英雄となったチャーチル。
あれから僅か4年経っただけなのに完全な老害として連合国司令部、D・アイゼンハワーとB・モントゴメリーの前に立ち塞がる。
その要因となるのが第一次世界大戦で彼が関わったある戦い。
ゲイリー・オールドマンがオスカーを獲得した『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』ではその戦いが彼の戦争指導能力に対する欠如として反対派から突き上げをくらう要因となって描かれていた。
本作ではその戦いがチャーチルのトラウマとなりオーバーロード作戦(パリ解放を最終目的とする西ヨーロッパ反抗作戦)の発端となるノルマンディー上陸作戦に対し、常軌を逸した反対活動を行う。
それは精神疾患を疑う程執拗に…
いやぁ、人間、新しい知識が習得出来にくくなってから、
過去の栄光、自身のトラウマに囚われ
自分には理解出来ない新情報や新知識は一切遮断して
自身の経験に基づく意見にのみ固執する。
こうなるとホント老害以外の何者でもないですな。
自身の言動を顧みるにつけ、類似点が…
ひ〜‼️
自重します‼️(笑)
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