ふじこ

ライトハウスのふじこのネタバレレビュー・内容・結末

ライトハウス(2019年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

わたし、何を観たんだ…?となる作品。
いや、劇中登場人物はほぼ2人しか出てこないけれど、それぞれ何を観たんだ?一体、何がどうしちゃったって言うんだ。
"これはつまり…?"となるけども深く考察するのが苦手な人には向いていない作品だと思う。わたしのことだ。

お風呂に入る前、入ってる間、上がってから、と場所は変われどちゃんと観ていたはずなのに、どうしたことか何もわからない。
こんなにわからないのって、[ テネット ]以来じゃないか。あっちは仕組み自体が分からなかったけど、こっちはもう話自体がわからない。
よく言えば素直なタイプなので、それらしき提示があれば そうなんだ~と受け取る方ではある。
ただこれに関しては様々な暗示を用いて視聴者を何処かへ導こうとしている感はあるものの、
サスペンスものの登場人物に片っ端から適当な難癖つけて邪推する程度の心構えしかないわたしは未だに嵐の渦中の灯台にいる。

つまり、アルコール依存症には気をつけろ、とか。
どうしたって逃れられない性欲や罪悪感とか。
支配的に(女性的な仕事の役割を押し付けるように)扱われると、そのようになる?
あとは…男性の中にある潜在的な男色気質…?

途中までは確かに、う~ん、あぁ、うん。うん?と思って観ていたはずなのに、灯台に嵐が訪れてからはもうそれまでの理解は風と高波に揉まれ消えてしまった。
心の何処かで、(エルデンリングやりたいな…)って思っていたのは否めない。月末は配信終了ラッシュで全然プレイは進んでいない。
でもちゃんと観ていたはずなのに…なんなら、予習として監督の前作である[ The VVitch ]も視聴したのに…。
書いている時点で解説や考察の関係は見ていないけれど、テネットと同じくそちらに頼るしかなさそうだなあ。
ふじこ

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