Yui

ライトハウスのYuiのレビュー・感想・評価

ライトハウス(2019年製作の映画)
3.0
1890年代、アメリカ・ニューイングランドの孤島に灯台守としてベテランのトーマス・ウェイクと経験のない若者イーフレイム・ウィンズローが派遣される。彼らは4週間にわたって灯台と島の管理を任されていたが、相性が悪く初日からぶつかり合い、険悪な空気が漂う中、嵐がやってきて二人は島から出ることができなくなってしまう…。

予備知識が必要な作品らしく、深く理解出来ない部分が多かったので、ストーリーを掴むのに時間がかかってしまった。

ウィレム・デフォーとロバート・パティンソンじゃなかったら、観ていられなかったかもしれないなぁ。二人の迫力ある演技には惹き付けられました。全編モノクロなのとほぼ正方形の画面の閉塞感は、ストーリーと共に苦しかったし、こちらも気が狂いそうだったけど…。

絶海の孤島に、期間限定の上司と部下。こんな上司は絶対に嫌だ!がてんこ盛り。ありとあらゆるハラスメントの化身のよう。職場の事を思い出して嫌な気持ちにもなったし、こんな場面で、こんな上司だったら、死ぬか殺すかしかないと思う。私なら殺すね。そんな事を考えてしまうくらいの不快感の極み。そこに画面から臭って来そうな汚いおっさん達よ…。上品さは欠片もありません🤷‍♀️むしろめちゃくちゃ下品。

それでも見入ってしまったのは確かだけど、人におすすめ出来るかと言われたら、おすすめはしないかな。めちゃくちゃ人を選ぶ作品かなと思います。

とりあえず、仕事は選ぶべき。合わなきゃ辞めて次行こう!

なんとなく一つだけ救いだったのは、三人じゃなかったことかな。これ三人で一人部下だったらもっと地獄じゃない?w


2022-186
Yui

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