このレビューはネタバレを含みます
おとなの事情があまりにも良かったので同じ監督作品を、と選んだのがこちら。
密室劇でセリフだけで物語を成立させるのは前回と同じではあるが、なんだったんだろうこの映画。
ハリウッド的なら最後は全てが繋がりそうなものだが、繋がらない。この人が超人間的な神とかいう存在なのかと思ったがそれも違うっぽい。
そもそも視覚を治すとか、息子の病気を治すとか、アルツハイマーを治すとか、絶対に無理なことを課したり、かと思えはアイロニックに両者を戦わせるようなテーマを出したり、なんだったんだろうこの人。
運命の使いかなんかで、あのノートに全てのことを書き記すのが役目だったんだろうか? にしては頼りないんだなー
設定はわるくないし、セリフてストーリーが成立するのも悪くないけれど、何を見せられたのか何を言いたいのかよくわからないまま終わってしまった。