ザ・プレイス 運命の交差点のネタバレレビュー・内容・結末

「ザ・プレイス 運命の交差点」に投稿されたネタバレ・内容・結末

街角に佇むカフェ「The Place」。窓際にいつも座る男のもとには様々な事情を抱えた人々が訪れる。男は人々の願いを叶える代わりに、誘拐、暴行、爆発物の密造、強盗と、ありとあらゆるな悪徳を指示して行わせる。様々な人々の運命が交差するとき、彼らに待ち受ける結末とは……。
全世界で話題を呼び、ハリウッドや韓国、日本でもリメイクされた「おとなの事情」のパオロ・ジェノベーゼ監督の最新作。人々の自由意志と選択の可能性をテーマに、希望に満ちた言葉に踊らされた人々が辿る危うい人生と浅はかさを描いている。
男は誰なのか、何の目的があって人々に試練を与えるのか、最後まで明らかとなっていない。ただ、ラストで人間の嫌な部分を見続け、疲れ果てた男が、この役目を終えたいと言った時、意外な人物が男に「提案」をする。その事から、彼の役割がフランス映画のホーリー・モーターズのように持ち回りであることだけはわかる。男は人々に「人には信じる以上の力がある」と囁き、人々に無理難題を指示する。重要なのは、彼はあくまでも「提案」しているだけであり、実行に移すかどうかは人々次第であるということだ。人が願いを叶えるためには相応の対価を払わねばならないというテーマは、様々な作品でも描かれているが、本作の肝はその願いが他の人の行動によって叶えられているということだ。そこから、裏テーマとしてバタフライ効果があることが読み取れる。
人は自分の望みを叶えるために、どんな犠牲でも払うのか? また仮に叶えたとしても、彼らに待つのは果たして本当の幸せなのか? 物事はなるようにしかならないものであり、運命を無理矢理捻じ曲げようとしても、結局はどこかでツケを払うことになる。
あまりスッキリするような内容のドラマではないが、自由意思や運命について考えさせられる良作である。
依頼人が来るたびに「あ、この人は、えー、子供見張ってる人か!その後どうなった?」とワクワクできて、本を読んでる時のページをめくる手が止まらない感覚になりそうだった。

と、序盤で引き込まれて「え!じゃあ!婆さんが爆弾爆発する時にその店にはあの人が居て・・・、え!あの強盗のカップルは・・・、え、じゃあそのお父さんは・・・」ていうスーパークライマックスXデーが来ると思ってワクワクしながら見てたけど、電車はどの駅にも停まらずにそのまま回送になって中野の車庫に帰っていっちゃった感じでした。

ずっと4人席1人で使って店側迷惑してただろうな。
WOWOWにて録画鑑賞。
Netflixドラマの「クリミナル」が終始取調室での駆け引きがウリだったように、「ザ・プレイス運命の交差点」は“ザ・プレイス”という名の店で繰り広げられる会話劇。

カフェ“ザ・プレイス”の奥の席に座る男の元には人生に悩む人々が訪れる。
ガンの息子を助けたい父親、神の存在を信じたい修道女、アルツハイマーの夫を持つ老女、恋人に愛されるために整形したい女、父親を嫌う息子、ダメ息子を救いたい警察官etc.

男は彼らに、風変わりで実行困難なミッションを与える。それは殺人であり、誘拐であり、レイプであり、爆弾テロであり…、彼らは一様に逡巡するが男と不思議な契約を締結する。

男は彼らの話を聞きながら、分厚い本のようなノートを覗きながら書き込みを続ける。男が誰で、目的は何なのか?一切謎のまま物語りは進んでいく。

映画を観ているうちに、彼らがひとつの線で繋がっていることが分かってくる仕掛けだ。店の外で何が起こっているのかは会話の中で明かされていく。台詞を聞きながら私達は妄想を膨らませて頭の中には情景が浮かぶ。各国でリメイク合戦が繰り広げられた「おとなの事情」の監督作品。どうやら、この設定がお好みのようだ。

結局、相談者達は良心から実行を思いとどまり、それぞれの着地点を見つける訳だが謎は残される。

観る人によって解釈が異なり、賛否両論あるだろう。
人に頼らず自分で解決せよ!との暗示なのか?
監督の真意は分からない。

私なりに解釈すると、男は依頼された案件を、人の弱みにつけこんで、振り分けていただけではないのか?
だとしたら、全くゲスな野郎だ!
私には、この男に好意を持っていたカフェの店員の女性の目が“節穴”に思えた。
ボマーのババアが最後脅かしにきてヒヤッとする系ムービー

大好きなワンシチュエーション会話劇
其れ故全ての伏線が繋がりもってたらもっと面白かったのになーっと思ってみたり
全員を救ったわけでは無いのも自分的にはマイナス
と言いつつも面白かった
カフェの奥席に座る男のもとに悩みや問題を抱えた人々が入れ替わり立ち代わりやって来る。彼らの相談に対し、男は無理難題を突き付けてそれを実行すれば願望は適うと語るのだが......という話。
イタリア映画。アメリカのドラマのリメイクらしい。

カフェで対面で座る主人公と相談者との会話劇という形式だけで約1時間半の上映時間をもたせている斬新な作品。
主人公が要求した難題についての経過も全て9人の相談者が語る内容のみで、具体的な場面の映像が全く無いのも何気に凄い。ポール・ハギス版の「クラッシュ」を連想するような巧みな群像劇だった。

最初は複数人の荒唐無稽な依頼が次々と掲示されて、理解が追いつかないまま進行するのだが、それらが次第に繋がってそれぞれの結末に向かっていく過程はドキドキさせられた。主人公の一見無茶苦茶な要求が各人が自分でも気づいていない本当の望みを浮かび上がらせるのも面白かった。主人公やカフェ店員の謎めいた正体が明かされないのも効果的だった。

ただ、複数人の相談者の運命が繋がっていく流れにはかなり無理やり感があった。例えば修道女と盲目の男のエピソードは主人公にたまたま依頼した二者が偶然知り合って交際に至ったようにしか見えなくて、主人公に特殊な能力があるとか二人が出会うよう策を講じたなどの具体的な理由が無いので、観ていてモヤモヤしてしまった。あと、全員が幸せになるわけではないのも後味が悪かった。

カフェで紙燃やして離席するのは危ない。
悪魔のような男によるサスペンスホラーかと思ったら真逆だった。

初めの方はワクワクして観られたけど段々何かなぁ、となり最後は微妙。

確率としてはいい割合で良くなってるけど人って思い通りにならないどころかどうにもならないこともあるから。

甘いのかも知れないけど上手くいかない現実とか予想外があったとしても複雑に絡み合いながら解決したりみんなが納得して終わるようなストーリーでもよかったかなぁ。

あと、ストーリー的になるほどと思って解決したこともあれば良くわからないけど解決したというとこもあってその辺もどっちつかずだった。残念
凄い設定だ。
とにかく先が気になる。
本当にこの人は悪魔なのか、
そもそも無茶な希望を不躾に叶えろと言ってる側にも悪魔の要素はないのか。
人は自分の要望だけを正義だと思い込む癖があり、その正義を叶えるために本質をよく見失う。

「お前は怪物だな」
「(私は)怪物にエサをやる」
そう言われた男は自分の息子の癌を取り除くために他人の子を本気で殺そうとしたのだから罰の悪そうな顔になるよね。
(めっちゃ表情の演技上手かった)

謎は多すぎる。
1人目は誰だったのか、
その1人目がクチコミで広めたのか、
提案は本質に気付かせるためにワザとなのか。
提案を実行したら願いは本当に叶うようだが、時には自身が不幸な出来事にも遭遇する。
ただそれは因果応報。
提案した男のためではなく、自分の要望のために行ってるのだから。

爆弾をこの店で爆破すると言われた時に
アンジェラを気にかけた瞬間、
この人はただの人間なんだと気づけた。
神か悪魔か何者なのか、
それがラストで紐解かれると思ってたので

最後にも謎を残して終わる。
想像を絶する展開を期待し、
悪い意味で裏切られること自体、
それすら良いと思えた。
何だ、この映画は。

自分の嫌いな「受け取り方は十人十色」的なラストすら受け入れられる気持ちにさせられた時点で、私もこの男に「とりわけ意外な所」を見られたのかもしれない。
【感想】
ラストの終わり方が微妙過ぎた。
結局、男は無理難題の依頼をし、その結果自らを顧みて、反省したりしてほしかったんだろうけど、中々思う通りに人は動かず、苦悩してた。結局、最後はあの仕事を辞めた感じ?
人の話だけで状況を説明してどういう事が起きたのか視聴者に想像させる設定は面白かった。
でも、特に驚く展開も無かったのが微妙だった。
おとなの事情も観たけど、この監督は設定とか内容は途中まで面白いのにラストの締まり方が微妙。
やっと、レンタル開始になりました🙌
公開から1年半近く待ちました😭

子供が辛い目に遭うのは、やめて欲しかった💦
あと、ウエイトレスは、天使ですよね?
見終わったあとから、この映画について幾度となく考えてしまう映画だった。
なかなか自分の考えがまとまらないので、端的な感想だけでも書いておこう。

カフェ"ザ プレイス"に佇む謎の男。彼と契約し任務を果たせば、願いが叶うらしい。そんな彼に様々な願いを持った者たちがやってくる。

「病気の息子を救いたい」

「夫との関係を回復させたい」

「アルツハイマーの夫を戻したい」

「美人になりたい」

「視力を回復させたい」等々…そんな彼らに男が課す任務は

「見ず知らずの少女を殺せ」

「知らないカップルを破局させろ」

「爆弾を仕掛けろ」

「強盗をしろ」

「女を犯せ」等々…そんな見ず知らずの他人を巻き込む無謀な要求に臨む彼らの運命が時に交わりながらも、全く彼らの動向は描かれず、カフェでの男との会話という「報告」のみで映し出される人生を巡る人間ドラマ

自らの欲望を叶えるために他人の運命を変える必要があるー彼らは初めは葛藤するものの、自らの願い・欲望のために行動を開始する…
人間の欲望、それに他者を犠牲にしてでもかまわないという人間の業を描いたような本作だが、これは「選択」と「人生」そして我々の物語ではないだろうか?

謎の男に与えられた願いを叶えるための任務。それを実行するのを「選択」したのは彼ら自身だ。それに伴い、自らのそして他者の人生が変化していく…
これは我々の人生-まあ願いを叶えてくれる謎の男はいないが-にも言えることではないか?

百貨店で買い物をしたい。その欲のため店員を呼ぶ。それは店員の時間を(意地悪な言い方をすれば)奪うということだーつまり我々の日常にも欲望の対価に他者の運命を変えているかもしれない場面はある。(例えとして合ってるか微妙だが笑)

そんな誰の人生にもある場面を、"謎の男"と"願いを叶えるための任務"というスパイスでミステリアスに味付けした映画であり、それをカフェのほんの片隅の会話だけで表現するというウィットな作品ではないだろうか?

その"謎の男"の正体は分からないままだ。
彼が任務を与えた彼らの辿る運命は様々だ。任務の果てに願いにたどり着いたのにも関わらず思ってもみない結末を迎える者も多く…
"謎の男"は少しばかり運命の行く末を
見ることが出来るようだ。
契約した彼らを時に巡り会わせたりしながら、彼らの報告を聞く男だが彼の見えない運命にたどり着く彼らに時として絶望しているようにも見える。

そんな"謎の男"が表しているのは"人生はままならない"ということなのかもしれない。

願いとそれに伴う代償ーそれが見えている特殊な男。そんな彼が導いた彼らですら思いがけない結末を迎えるー

終盤、店の"アンジェラ"という女性と話す男。「もうこの任に疲れたよ」と語る彼にアンジェラはー

ラストカット、残された彼の手帳と燃える紙(任務を終えた人の手帳を彼は燃やしていく)
彼もまた、新たな選択をしたのだろうかー

なかなか頭から離れない不思議な魅力を放つ映画だ


ちなみに、もっと長ったらしいバージョンのレビューもあります笑
まだまだ考える余地のありそうな作品なのでまた日にちを置きながらレビューをアップデートしていこうかな
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