saramaro

ザ・プレイス 運命の交差点のsaramaroのレビュー・感想・評価

3.8
カフェの席にいつもいる男、その傍らに黒いカバーのノート。そこに訪れる人々は様々な願い事を持ってやってくる。
男は時折ノートを開き、書き込みをし、確かめ、訪れる人々に「助言」めいた事を言う。
それだけでほぼ全てが構成され、風景も場所も変わらないのである。見ている者が言葉を頭の中にインプットし蓄積して行くうちに「あれ?繋がってる?」と勝手に解釈をしていく。なのでそれぞれが終わる時の感想は違うと思います。好き嫌いがあると思いますが、2時間弱、変わらないシーンだけの作品で興味を惹かれるというのは凄いと思う。
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