砂村

ホワイトアウトの砂村のネタバレレビュー・内容・結末

ホワイトアウト(2000年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

溜め録りのを鑑賞。

織田裕二(富樫)がひたすら単独で行動をとり、超人的な体力と気力となにかでテロリストを殺していく。ただのダムの運転員のはずなのにすげえ。

遭難者を庇って死んだ親友吉岡のこともあって、これ以上仲間を失いたくない思いなのか、ダムと雪山を知り尽くしているとしても人間の枠を超えた行動してる。

でも織田裕二はこういう、単独で勝手に行動して、動きすぎるほど動き回るとかほんと似合うな。織田裕二がやると実際にこのくらい出来そうに思えてしまう。フードの上着羽織る動作も似合いすぎか。
冨樫のいない間に仲間が次々殺されるのは見てて辛いものがある。

松嶋菜々子の千晶のラストでのシーンを見て、千晶は冨樫が吉岡を助けず逃げたと思いこんでいたけど、吉岡を助けられなかったのは、親友である冨樫が一番悔しいしやりきれないはずだよなってようやく気がついたように思えた。

さすがに爆発までのタイムリミット進むの遅すぎって思いはしたけど、この映画は冨樫の活躍を見るだけでおおよそ満足してしまう。テロリストよりも冨樫の方が不死身に見えて恐ろしい。大作。
砂村

砂村