ケイラ・デイは、中学生生活最後の一週間を迎えていた。友達が1人もおらず、「最優秀無口賞」なるありがたくない賞までもらうほどの陰キャラのケイラ。YouTubeで動画配信もしているが、誰も見ている様子はなく、チャンネル登録者も皆無だ。そんな彼女が、クラスメートのバースデーパーティー、高校生の先輩とのお出かけなどを経て、自己嫌悪に苛まれていくのだが…
「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」。
以下、このネタバレがあなたの役に立ったら嬉しい。良ければチャンネル登録を。グッチ〜！
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8年生…即ち中学三年生の少女を主人公にした成長ドラマ。典型的な思春期ドラマで普遍的ではあるんだけど、やはりSNS世代の子にはどうも感情移入しにくいなぁと。「レディバード」みたいなカトリックの学校ならまだノスタルジーに浸れるんだがなあ。ま、学校でイケてない組に属していた人ならまずまず楽しめる…かな。
とはいえ、6年生のタイムボックスを燃やすケイラを優しく抱きしめるパパのセリフに号泣（笑）。やはり父親目線で見るとこういう映画は良いね〜。
主演の子の絶妙なカワブスぶり、少女以上オンナ未満ぶりも良かったです。A24、毎度良作で安定打率。
