公開当初は上映館が4館のみだったにも関わらず、いざ公開されると口コミで評判を呼び、その後3週間で上映館が1,084館まで広がるなど、米国で社会現象となったと話題の本作。
主人公ケイラの青春の1ページが丁寧に描かれていきます。ケイラは日本でいうところの女子中学生ではありますが、性別を越えて共感できる部分が多々あり、個人的には『レディバード』より作品に入り込めました。特別派手な展開があるわけではないので、その点期待してしまうとイマイチかもしれませんが、思春期の悩みという本質的な部分は、世代を越えてもそう変わるものではなく、SNS世代の方もそうでない方も、ケイラに共感できる部分があるのではないかと思います！
本作のケイラでいうパーティーのように、見知らぬ場所に放り込まれたときのアウェイ感・早く終わってほしい感は痛いほど分かります…仕事で行った知り合いがいないパーティーとか本当に地獄でした😣
印象的だったのは主人公ケイラの父親。これはもう父親が主役といっても過言ではないほどの圧倒的な活躍。人間として惚れてしまいますね😉 普段はおちゃめな父親という印象ながらも、常に娘を気にかけ、ここぞという場面では娘を愛しているという気持ちをストレートに言葉に表して直接伝える。こんな素敵な父親なのになぜ…といった疑問が湧いてきますが、人生色々と当事者同士にしか分からないことがあるのでしょうね😅 終盤ケイラに語りかけるシーンは必見です！自分が親になったときのために、この映画こそタイムカプセルに入れておくべきかもしれません笑
拙いレビューで恐れ入りますが、最後までご覧いただきありがとうございました！グッチ～！！
