「世界を救おうとするヤツは 大抵 失敗する」
初老の殺し屋がある大物の暗殺依頼を受けたが、視力の低下などで遂行できる自信がないため、若いスナイパーを依頼人には内緒で雇って、そいつに暗殺やらせようとするお話。
主人公の爺さんは、パッと見、人のよさそうな感じなんだけど、いざ人を殺すときはためらわずに引き金を引く冷酷さを持っている。そのギャップが良い。
全体的には地味目で、アクション映画ではなくヒューマンドラマ寄り。爺さんの過去や、元軍人のスナイパーの心の傷などをさらに深掘りしてくれたら重厚なドラマになった気がする。