【シュークリームはクリーム多めで】
あんなしょぼい会社で、ドライバーで基板グリグリみたいな単純労働して、妹と2人でそこそこの暮らしができるんだから、いまよりも豊かな世界の物語なんだなー。かわいい妹もいるし。はあ羨ましい。
ユートピア感もディストピア感もエロも、そこそこなのが城定流。予定調和ながら、あそこかな、と思っていたところに話がおちついていくのを見るのはそれはそれで楽しい。ひまわりのワンピとか、お兄ちゃんのアホさがありあり見えてくるのに切ない。
舞台挨拶に出てきた和田光沙さんは劇中ではやばいおばさんだっけど、なかなかどうしてサバサバしてすてきなお姉さま。へえこの人が岬の兄妹ね、と思うと感慨深い。やっぱり女優ってすげーや。最初のお兄ちゃんこと麻木貴仁が、大学の時の同級生のタムラくんにそっくりで、あああいつ今ごろ、どうしとるんかいな。
帰り、ずっと我慢してたのに、耐えられなくなって違うとわかっていて、コンビニのシュークリーム買って食った。やられた。
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