土平木艮

ピラニアの土平木艮のネタバレレビュー・内容・結末

ピラニア(1978年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

●短めで、頭使わずに観れるヤツを観たくなったので観てみた。

●魚系パニックムービー。

●ピラニアなので生息域は池〜川だが、水辺が舞台には違いない。当然『水着👙』が出て来るのも期待。

●開始3分で『フルオープンお◯ぱい』披露。しかしその後は、水着は出て来るが『フルオープンおっ◯い』場面は極めて少なめ。

●水着シーンは(男女問わず)多め。川で泳いでる人たちが襲われる。



●『軍が秘密施設で極秘裏に開発してた新種のピラニアが、川に逃げ出して大惨事』ってだけのストーリー。


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●主人公は"まあマシ"だけど、ヒロイン含めその他の主要登場人物が何かしら『オカシイ人たち』なので、終始イライラさせられる(主人公の娘は"まとも")。

例1)ヒロインが、さっきまで"いがみ合ってた"主人公相手に急に色気づく場面、思考パターンが理解不能。

例2)施設が閉鎖された後も、一人残って研究を続けてたマッドサイエンティスト。主人公たちが知らずに川にピラニアを放流してしまったのを、『お前たちのせいで大変なコトになるぞ』って、自分のコトを全く棚に上げて責め立てるのも非常にイライラさせられる。



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●自らの利益の為に人命を軽視する輩が出て来るのもテンプレどおり。

●ピラニアなので"ちょこちょこ"と突っつく様に人を食べる。サメの様にバクッと行かないので、爽快感では劣る。

●でも齧られた後の描写は、サメにガブっと行かれたよりもグロい。

●悪いコトしていない子供が襲われる部分が多いのも、作品のイメージとして悪い。

●『喰われて◯ねばいいのに』ってヤツが生き残って、『助かって欲しい方が◯ぬ』のが多めなのも、より爽快感を無くしてる原因になっている。

●よくよく思い返してみると、ピラニアらしいピラニアは劇中でほぼ見られない(影絵みたいなのばっかり)。

●ラストの絶望感は『セーヌ川の水面の下に(2024)』に通じる。この辺も含めて「楽しかった♡」って感じにはならない。

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●研究所で出て来る『謎のクリーチャー』達のクオリティがムダに高め(多分、コマ撮り)。物語の展開のカギを握るのか?と思ってたが、その後は一切登場せず。何だったのか?
土平木艮

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