アメリカで濫用されているADHDとADDのための処方薬アデロール。それの歴史と服用者へのインタビューをまとめた感じ。こういった薬物は1920年代に遡る。後に戦争で兵士に使われ、戦後は芸術家や大統領なども使用。
現代に話を戻すと「集中力が増す」と言う事から試験やスポーツ、ハードな仕事のために取引され使われている。
医者は「別に頭良くならないよ」というのだが、前述のとおり「集中力が増す」だとか「モチベーションが上がる」とか「不眠不休で頑張れる」ので一度使ったらやめるわけがない。
副作用について大して語られもせず終わるので単なる紹介っぽいなぁと。
興味深かったのは子供の頃からその様に診断されてる人ほど飲みたがらない、ということ。そうでない人は「薬で集中力が増した！私は病気ADDだったんだ！」と逆になってる人もいたこと。
スポーツ選手には特例としてドーピング扱いされていない。ADHDなのにスポーツで活躍してるって選手は正当な患者か、はたまた逆か。
