このレビューはネタバレを含みます
ミステリー小説なんかでよくある話というか、S.キングのシークレットウィンドウと同じ小説家である、主人公が作り出した妄想オチ。
途中、カフェテリアのシーンなどでデルフィーヌには注文を聞く店員がエルは無視だの、落とした荷物の中にタバコ?あったか一瞬でわからんが、とにかく、おや?と思う点が多々あって妄想フラグというか、そうなんだろうな。と途中で、読めちゃったからどこでネタバレするんだろう?妄想だし、特異点はどこだ?という見方をしてしまった。
しかし、作家なんて多かれ少なかれ妄想しているもので、それの行き過ぎて、さも妄想した人物が見えるようになった糖質ぽいサイケデリックなヤツを我々観客が見せられているだけと言ってしまえばそれだけの映画。ロックスターがスランプに陥ってLSDで名曲生み出すヤツの小説家版。
くそ!期待してたのに、ロマンスキーのジジイにはガッカリだよ。しかし、yummy mummyのマグをチョイスする主人公のセンスはまあまあよかった。