ジャケの絵柄とタイトルでちょっと敬遠してた作品。
しかしながら、フォロワーさん達の評価が高いので鑑賞してみることに。
とにかく絵柄とタイトルに惑わされないで、一人でも多くの人に観てもらいたい良作!
まず子供向けの映画とは思えない開始数分での衝撃スタート。
大の大人でも乗り越えられそうにない抱えきれない感情を、小学生の女の子おっこが乗り越えていくストーリー。
両親の突然の死後小学生が、たった一人でトランクケースを持って祖母の旅館まで行くだけで泣けてくる。。
両親が亡くなって友達もいない場所に転校させられて、慣れない旅館の仕事までするなんて、正直小学生にそんなことまで求めてしまうのはどうなのかなとも思ってしまった。。
しかしながら、おっこの言葉遣いや振る舞いが次第にとても上品になっていく成長ぶりに感心してまう。
劇中ピンフリのおっこへのセリフ「お年寄りや子供に荷物を持ってもらうことはお客様に気を遣わせる」にグーの音も出ない。。
劇中健気にも涙ぐむことはあっても決して涙を零さなかったおっこが、後半のあの展開で泣き出してしまうシーンで、色々な人の感情を考えたら思わずこちらも号泣してしまった。。
そしてしばらく涙が止まらな過ぎて、しばらく停止することに。。
そして劇中に登場するグローリーさんは、まさに“イイ女”という女性!
グローリーさんはおっこにとって、とっても大きな存在だった。