【死にゆく親たちに捧ぐ。湯けむりに包まれて泣くがいいさ!】
もしも、もしも貴方に小学生の娘がいたら、シノゴの言わず今直ぐ連れて観にゆくべきだ。誰にも怪しまれない。仮に娘がいなくとも、スマホにFilmarksのアプリを入れるほどの映画垢なら、観にゆくべきだ。儂ゃおっさんだが一人で行ったぞ。それほど良質で丁寧に作られたアニメ映画。
以下泣きポイント。①まず、おっこの境遇に泣く。②春の屋の料理がうまそうで泣く。③真月のツンデレっぷりに泣く。④芝居の所作で泣く。⑤クライマックスで泣く。⑥結局全部泣く。
ナニゲに名台詞
真月「客に気を遣わせるなんて旅館としてアウト」
真月「(ライバルに教えを請うおっこに対し)あんたプライドないの⁈」
おっこ「プライドはあるけど、お客を喜ばせることが優先」
そもそも児童向けアニメではあるけど、近い将来必ず子どもより先に死ぬ親世代にこそ観て欲しい映画と思う。