甘口映画

翔んで埼玉の甘口映画のレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.3
『聖地』MOVIXさいたまでの一旦最終上映ということで、武内監督の舞台挨拶付き応援上映回に行きました。

上映前に舞台挨拶があり、司会はもとフジテレビの笠井アナでした。

笠井アナが前説の後に「それでは今日のゲストのみなさんに…」と言ったので会場は
「みなさん…?」
「1人じゃないの?」
と軽くざわつく中、笠井アナのコールに続いて
主題歌「埼玉県のうた」を歌うはなわさん、家政婦役の益若つばささんの登場というダブルサプライズに続いて武内監督も登壇されました。

「埼玉県出身で埼玉県民の日に埼玉の映画館で埼玉県民の皆さんの前で挨拶できるのが嬉しい」という益若さん、
「佐賀県出身と言ってきたけど実は生まれは春日部なんです!」というはなわさんがそれぞれ自己紹介。

武内監督はここまでロングラン上映への驚きと喜びと感謝を口にされていました。

なんでもこのMOVIXさいたまでの『翔んで埼玉』の上映回数はこれで656回目。
これは『君の名は』などのロングラン作品を抜いてMOVIXさいたまでの最高上映回数記録になったとのことです。

他にも皆さんの周りの方の反応、武内監督が海外で受けた賞や評価の話、監督も益若さんもはなわさんもファンの方からのツーショット撮影では「埼玉ポーズ」をお願いされるなんて話で会場は大いに盛り上がりました。

さらにはなわさんが生演奏しながら主題歌「埼玉県のうた」を完唱する生ライブも。
会場の皆さんも手拍子したり一緒に歌ったりしました。

プレゼント企画は登壇者の皆さんのサイン入り翔んで埼玉のDVD。
普通仕様4枚と特別仕様1枚。
抽選は今年にちなんだミニボールを登壇者さんが投げて、それをキャッチしたお客さんがもらえるということで
小さなラグビーボール(W杯盛り上がりましたもんね)と、黒いゴムボール(タピオカのイメージらしいです)
を益若さんとはなわさんが投げました。
そして最後は武内監督がピンクのボールを投げ入れるのですが、手が滑ったのか、ボールは最前列の席の記者さんに。

「取材の方にプレゼントしてもしかたないでしょ!」という笠井アナのツッコミに照れ笑いしながら武内監督が投げ直して今度は見事に中段席のお客さんの手に渡りました。

最後は皆さんが締めの挨拶。
「毎年11/14の埼玉県民の日にこうやって聖地でこれからも上映できたら」という監督の言葉や笠井アナの「ぜひ続編も!」の後押しに会場は大いに沸いて、舞台挨拶は終わりました。

舞台挨拶で空気があったまり、さらに応援上映ということもあり、「No more 映画泥棒」のCMの時から
「ダメ!絶対!」などのツッコミが飛び交う中、本編突入。

何度も観てるお客さんたちが適度にツッコミを入れたり、決めゼリフを一緒に叫んだりするものの、作品のセリフが聞こえなくなったりとか、ネタバレしたりする発言を誰もなさらないので、初見の私も楽しく観たり、大いに笑うことができました。
「阿久津」人気だなぁw

内容はコミカルながらもきちんと整理されてる感じがして見やすかったし、ナビ的役割の車の中でのシーンも面白かったです。
特にトムさんと麻生久美子さんが途中バトるシーンでの麻生久美子さんのキレっぷりは爆笑もんでした。

上映後までお客さんたちの
「MOVIXさいたまありがとー」
「応援上映お疲れ様でしたー」
の声に拍手が起こる中、楽しい気分のまま、シアター後にしました。
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