ヤクザの金をひょんなことから手にすることになった母親が病床の弱気なダメ主人公。銃を裏カジノで質に預けたが、銃がないことがバレる前に取り返すべく金が必要なヤサグレ刑事。金を盗まれたヤクザの金庫番裏カジノ店長。金を取り返すべく雇われたおいぼれ殺し屋。腹黒悪徳議員、ヤクザ、チンピラetc…
韓国らしいコメディ映画でした。
コメディなのにバイオレンスも手抜かないあたりらしいね…笑
堂々巡りであれ?さっきもここ立ち寄ったよね?ってシーンに違う人が入れ違いに現れては金を奪って奪われて…
○いいところ
・バカらしい。
なんか新喜劇のコント観てるようで
面白かったです笑
特に間抜けな殺し屋がナイフ練習してるシーンが好き。カッコつけて壁の各国の時間表した時計に『カナダ!』とか言ってナイフ投げつけるけど、全く当たらず別の国に刺さるっていうアホさ。笑
・堂々巡り、を絵に書いた展開
・登場人物が魅力的なので
だれがどう絡むのか、展開が楽しみ
・カイジみたいにどん底にいるどうしょうもない人達の話なので、主人公以外は割とどうなっても同情せずに人事として観れる
・金の入ったゴルフケース、拳銃などがいろんな人物を行ったり来たりする小道具の面白さ
○よくないとこ
・ハッピーエンド…だけど、ラストがバカらしいけど、なんか気の毒になる『え?』って終わり方。
・中盤以降なぜかだれる。
堂々巡りの末、物語が爆発せずに鎮火しちゃったような感じがした。火つけて花火待ってたらシュー〜!!…ひゅ、
って消えちゃった感じ。
いや盛り上がったんだけどね。
なんだろな…