ジョニー・トー監督の「ドラッグ・ウォー 毒戦」をベースに、怪作「お嬢さん」の製作陣・キャストが韓国ノワール「毒戦 BELIEVER」にリメイク。
姿なき麻薬王を追い、狂人の巣窟に潜入した麻薬捜査官の激闘！というありがちな筋ですが、そこは「お嬢さん」のスタッフだけあって見応えのあるサスペンス・アクション／ウエットな漢（オトコ）の物語に仕上がってました。
ただ…、麻薬王“イ先生”が『きっとこの人だよねー』と思い通りだった。（比較的早い段階でそう思う）
なので、誰が“イ先生”？というミステリー感は少ないのですが、バイオレンス度合い／狂い具合、映像の美しさは期待通り！オープニングとエンディングの北国の映像は構図的にもスタイリッシュでカッコいいです。
どういう決着になるかと思ってましたが、あの終わらせ方は結構好きです。銃声が一発だけ！ってのがいいですね。僕はあの人が撃ったと思います。（笑）
