natsumi

幸福なラザロのnatsumiのレビュー・感想・評価

幸福なラザロ(2018年製作の映画)
4.0
やっぱりイタリアの田舎のあの日差しと緑とイタリア語の響きが好きだなぁと再確認。リアルなのにファンタジー要素があって最初は混乱したのだが、慣れるとファンタジーが階級社会と資本主義の汚らしさを、リアルなシーンが寓話のようなストーリーと美しい田舎の風景を引き立てていて相乗効果があった。主人公ラザロはいわゆるイエスマンで最初は見ててイライラしていたのに、あんな澄んだ瞳を見るとそう思うのも申し訳ないと思ってしまうくらい彼の眼差しに心を洗われた。キャスティングが凄すぎる。予測もできないような展開に息を呑んだ。

厨二病感すごい息子タンクレディのビジュアルがやばすぎる。男性版クリステン。彼YouTubeで有名になったアーティストらしい。ホクロは残念ながら偽物だったのと、映画の中の彼が美しすぎてYouTubeの彼にがっかりした笑
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