どことなくテオ監督作っぽい味わい。実話に対して〝神話〟を盛り込んじゃうセンスに脱帽!
『Lazzaro felice(2018年)アリーチェ・ロルヴァケル』
「ラザロ!ラ〜ザロ!ラ〜ザロ〜!、、」って何回聞いただろうか。(笑)その小さな村では、ちびっ子からお年寄りにかけて〝ラザロ〟の存在は欠かせないのである。一見、ただのパシリにも見えるが、決してそうじゃないと分かっているのは、我々(観客)だけかも知れない。
宣伝の時点で〝神話〟と謳ってしまってるのだが、前情報無しで挑んだ方が楽しめそう。なんで?なんで?!、ってなる人には向かなそうである。(それを防止する為の策略かも知れないが。)
それにしてもこのラザロ役、良く見つけてきたなと感心してしまう。