痛快に展開する問題作!
黒人は知性が低く犯罪を犯し、大変な訛りがある、という偏見。
白人ばかりの警察官はロクでもない、白人は皆差別するものだという固定概念。
白人至上が当たり前だった、風と共に去りぬの時代から、ブラックパワームーブメントへ。映画の中の白人、黒人の描き方も時代と共に変化する。
本来は白人、黒人という括りが、もうナンセンスなはず。
國民の創生という映画からKKKが復活したように、今、トランプ大統領の政策、言動が再び、排他的社会を復活させていることへの警鐘。今に続く根強い社会問題をしっかりと刻む。
憎しみからは何も生まれない。