冒頭裁判長「何の罪で?」
ゼイン「僕を産んだ罪で」
あらすじの文言は序の口
涙を流す余裕もありません
なんで自分を産んだの?
これは大人に刺さる映画
一時も子供に安息はない
一時も子供に笑顔がない
こんなことあって良い?
監督の言葉、「困難な境遇にある子どもたちを黙って見過ごすことは、犯罪に手を貸しているのと同じ」痛すぎます。私は子供に何をしてあげられたのか、突き刺される想い。
監督以外、出演者が役者ではなく背景を持つ方々という発信力の本気と力強さが凄まじいです。ゼイン君の表情…○○ポルノなんて言葉は当てはまらないと思います。
出生証明書がない乳歯がない推定12才、そのゼイン君が血の繋がらない赤ちゃんを必死に守る、精一杯生きる。子供、大人にか関わらず人の持つ良心とは、有無を言わさず見せつけられた感じです。
演じた方々、同じ境遇の方々が人生に喜びを感じることができますように。私ができることは遠くから祈る、たぶんその程度。夢、希望、一時でも感じたい、この世に生を受けたなら。