「自分から動かないと人生は変わらない」
ミニシアター巡り第六回。今回は宮城県仙台市にある【チネ・ラヴィータ】
ミニシアターなのにスクリーンが三つあってクレジットカードが使えるあたり今までのミニシアターとちょっと違う。便利。入ってすぐ左手にある受付の雰囲気が素敵。
何よりわしゃ仙台めっちゃ好きなのよ。
最後の晩餐で食べたいものと聞かれたら
カキフライと答えるし、ずんだ餅は和菓子の中でもベストオブベスト。色々行ったけど、住んでもいいなぁと思えるのは千葉以外だと仙台、宮崎が上がるかなぁ。あ、長野も。
さて本作。
あまり評判が芳しくないなぁと傍目に見ていたけど、中々どうして。
常々、環境の変化に対し懐疑的な意見を浴びせてくる人が苦手と言ってきたけど、やっぱり人間なにか行動しないと変化はない。
私が開業するときも親や友人たちにそんなリスクあることは止めときなよ～なんた言われたけど、人の挑戦に冷や水を浴びせるのはアカン。
まぁこれは犯罪だから止めなきゃいけないんだけど。
でも、その挑戦心だけは個人的に響いた。私の好きな言葉
「船は港にあるときが最も安全だが、それは船の造られた目的ではない」
やっぱりこれよね。
所々『オーシャンズ』や『レザボア～』の流れを汲むのが面白いし、『オーシャンズ』でも流れたエルビスのあの名曲『ア・リトルレス・カンパセーション』が計画立案中に流れたのがとてもクール。
また記憶の思い違いか、はたまた罪の意識か、時々互いの証言が食い違うのもリアルで良い。
何より(本心は分からんけど)もう思い出したくもないだろうし普通の生活をしている実際の彼らに出演依頼して、出演しちゃってるのって冷静に考えて頭おかしいわ。
サクッと観るにはちょうど良い映画だったわ。こういうのを機内鑑賞映画と定義づけたいんだけど、どうすか。やっぱリーアム兄貴がいないと駄目っすか。そうっすか。
