少し軽めなものをと思って。星野源がイマイチな私は始めやはり星野源だなと、気弱で真面目いつも通り、だけどストーリーがよかった。
現代でも引っ越しはなかなか大変、企業や大病院の引っ越しは「ガイアの夜明け」なんかでもやってたし私自身も成人してから12回、荷造りにはちょっと自信がある。あの時代の国替えは全てが人力だし桁違いの大所帯の移動は物理的にも想像ができないほどだっただろう。
身を削る改革ではないけど途中リストラの場面は時代劇とはいえシビアだった、そしてラストその憂き目にあった元侍たちが切り開いた棚田の場面は胸に迫るものがあってもはや農民として生きて行く決意した者もいる、信じて待ち続け武士に戻る者もいる。いい話だった。
濱田岳はとぼけた感じがいい、高橋一生はどうだろ、も一つしっくりこなかったかな。
