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アラジンのnamのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.6
「目の前に広がるアグラバー!華麗な歌とダンス!山ちゃんのジーニーに拍手!」

先にDolbyATOMOSの字幕、翌日に吹替にて鑑賞。
アラジンはオリジナルも大好きですし、劇団四季の舞台版のアレンジや楽曲も大好きな大ファンです。

まず字幕、吹替両方を鑑賞して思ったのは初めてくらいに吹替をオススメしたい作品でした!理由はズバリ山ちゃんのジーニーです。幼少期から慣れ親しんだあの声、喋り方こそジーニーで作品でもアイコン的な存在のキャラクターの魅力をさらに引き上げてます!

しかもただのジーニーじゃなくちゃんとウィル・スミスの演じるジーニーになってるのが流石です!

また字幕と吹替の日本語訳が違っており、吹替のセリフの言い回しの方がジーニーやキャラたちのかけ合いとしてとても自然です。字幕の方が元の役者さんの演技を楽しめると思っていたり、吹替声優もイメージが違う声が当たるだけで減点されていくものですが今回に関しては加点されまくります!

ジーニー以外の吹替声優陣もとてもよく中村倫也さんのアラジンには不安でしたがちょっと軽めな声の感じもアラジンにピッタリだし、ジャスミンの木下晴香さんの意思が強くチャーミングなプリセスとして歌やセリフも素敵です。

さらに字幕だとどうしても読んでしまって視点が行ったりきたてしまうのですが、吹替なら素敵な映像の数々や役者の皆さんの細かい表情の演技まで楽しめました!

実写化して、あのアグラバーの幻想的な世界を映像化して、新しいアレンジなど別の楽しみ方を提供してくれた時点で既に感動ものでした。

元々ミュージカル作品だしストーリーも知っているので楽曲が堪能できればOKくらいに思っているので、楽曲は生きるディズニーレジェンド!アラン・メンケンの手がける音楽たちが劇場の音響で楽しめるだけ素晴らしいです。

実写ならではの試みとしての大枠のストーリーでオリジナルの良さは残しつつのジャスミン主体の女性の自立のテーマにプラスαしてきたのは見事でした!さらにウィル・スミスのジーニーならではのボイパやラップぽいアレンジもらしさを出せててありだったかと!

それに実写ならではの華やな衣装でインド映画ばりに皆でキレキレのダンスも観れたらもうテンション上がりぱなしで大満足です!音楽を楽しむ映画なので音響の良いDolbyATOMOSやIMAX鑑賞がおススメです!

どちらか悩んでてオリジナル好きな方なら吹替をオススメですし、字幕を観た方でも吹替での再鑑賞がおススメできる作品です!
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