ただの実写化に終わらない実写化。
思い返せば、
キャストが誰になるのかとソワソワさせられ、ジーニーがウィル・スミスに決まったと思ったらただの青いウィル・スミスで、
ちょっとこれ大丈夫かなって思ったり、
そんなこんなで半年待ったワケですが、
結果、超絶大傑作でした👏🏼👏🏼
どのキャラクターも愛おしい。
アニメ版との差異はありつつもでも違和感は無くて、うまくストーリー展開しているなという印象。
アラジン役・ジャスミン役・ジーニー役はそれぞれ大抜擢というか。
アラジン役メナ・マスードは身体能力が高くて、表情を使い分けるのが上手い。
ジャスミン役ナオミ・スコットは自立した強い女性そのまま。美人でありながらとってもかっこよかったです。
ジーニー役ウィル・スミスはウィル・スミスにしか見えないんだけど(笑)、
でもやっぱり、良い塩梅で2人を喰うこと無くその場に居て、安心感安定感でした。
今回の実写化で一番印象に残るのは、
やっぱりジャスミンの自立ですよね。
アニメではそこまで描かれてなくて、
でも実写化で強く描かれていて、
それはやっぱり"今"実写化する理由なんだと感じました。
アニメ公開の1992年よりも女性の社会的地位が高くなり、それでもまだまだ昔の考え方も残る過渡期だからこそ。
きっと女性という枠組みだけでなく、
色んな境遇の中で闘う人たちに力を与える映画なんだと思います。
ストーリーもオチも知ってるのに泣いてしまった。
自分よりも周りの人を優先するアラジン。
人にどれだけ優しくなれるかで、自分の価値は変わってくるんだろうと思いました。
期待値を遥かに超える傑作でした。