会社内の不正を暴く、という複雑なお話を誇張した演技・顔芸やミスリード、伏線(分かりやすいけど)を混じえて咀嚼しやすく展開させてくれる予想以上にエンタメ性の高い映画で面白かった。会社の存続を優先し、隠蔽や改ざんも厭わない利己的な企業の描写には辟易とさせられるし、日本の会社、というか縦社会そのものへの問題にちゃんと切り込むのも良い。不正は無くならないけど、ちゃんとダメな事は言っていこうよっていうラストのメッセージも現代社会への警鐘として良かったけど、もっとスマートに終わった方が個人的には好みだったかな。野村萬斎のイッヒッヒー🎶て笑い方はなんか最後まで慣れんかったな
