そらじさんの映画レビュー・感想・評価

そらじ

そらじ

NINJA(2009年製作の映画)

3.7

安定のアイザック・フロレンティーン×アドキンス。題名的に日本が舞台の忍者アクションものかと思っていたが、別にそんな事なかったね。アドキンスも相変わらずだけど、敵の伊原剛志も良い(破門されて数日後即グレ>>続きを読む

インビジブル(2000年製作の映画)

3.9

透明人間になって中高生男子の考えそうな事を真っ直ぐやるケビン・ベーコンが下衆すぎておもろい。透明になる・通常に戻る過程で筋肉とか骨とかの体の内部構造が剥き出しになる演出も、ヴァーホーヴェンらしい悪趣味>>続きを読む

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.8

ゴジラとラドンのキャッチボールを見たり、二体を説得しようとしたりするモスラが相変わらず健気で可愛い。怪獣の感情が今まで以上に分かりやすく、ゴジラも人間の味方になるので、昭和ゴジラの方向性はここら辺で決>>続きを読む

サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

4.2

初ホドロフスキー映画。最初は取っ付き難そうだなと思っていたが、テーマが呪縛からの解放と分かりやすいので結構飲み込みやすかった。正直、展開が重く、やや癖のある作風なので観ていてかなり疲れる。が、その分ラ>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

やってる事は倫理観ゼロだけど優しいクリスマススペシャルだった。ケヴィン・ベーコンも良。ラストのヨンドゥの下りは号泣しちゃった😭

ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

4.1

邦題やポスターとは違って別にゴリゴリの殺人鬼映画て訳ではなく、イカすジャケットを買った事で”ジャケットを着ている他人が許せない!”という超理不尽排他的思考が肥大していく兎に角変な映画だった。ジャケット>>続きを読む

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.9

メガヌロンによる炭鉱殺人事件というミニマムな前半と、ラドンの登場により一気に規模がデカくなる後半とで上手く大きな見せ場が2つに分かれているので、モンスターものとして楽しい。スタイリッシュだが生物的でど>>続きを読む

タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

3.7

人種差別を描いた作品だが、全体的に希望に満ち溢れていて作風が明るくエネルギッシュなのがとても良かった。最初はいがみ合っていたチームでも、最終的には共に歌い笑い抱き合う仲にまでなるのが王道だけどアツい。>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

3.8

トラック運転手の顔が1ミリも出てこないし兎に角ずっと追いかけてくるので、トラックが完全に怪物のよう。プロットはただただトラックに追われるだけなのに、しっかり一本の映画として処女作で成り立たせるスピルバ>>続きを読む

モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

3.6

金銭欲やエゴにまみれた商業人の批判はモスラの単独作で、小島に住む民族は前作で観たので新鮮味がそこまで無かった。ゴジラと戦う幼虫モスラ2匹は健気で可愛いが、地味に強いのでちょっとギャップ萌え。卵を取り返>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.1

パディントンと街の人々が楽しそうに共存したり、受刑者がカラフルになっていったりと、とにかく全編優しくてハートフル。小熊や囚人を通じて、人は見かけによらないというストレートなテーマを説教臭くなく、かつコ>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.0

中盤までのサブプロットは全部あっさり目(マイルズ・テラーの更生譚をもっと長尺でやるのかと思ってた…)で、何個かある任務シーンも映像こそは凄いものの短尺でそこまで面白みを感じられなかった。しかし、今まで>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ミステリーぽいのかと思ったけど、どちらかと言うとヒューマンドラマに重きを置いている。周りから貼られるレッテルや、親から継承した戸籍の呪縛に苦しみ、戸籍交換することで新たな自己を確立した人のお話なので当>>続きを読む

アクシデント・マン(2018年製作の映画)

3.9

安定のジェシーVジョンソン×アドキンス。色んな殺し屋が出ては来るがストーリーに捻りは一切なく、いつも通りただただアクションを堪能する映画。とはいえ気の利いた言い回しだったり演出もあったし、アクションは>>続きを読む

キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.7

人間のキャラクターやコングとゴジラの挙動等が兎に角コミカルで、日米奇跡の対決なのに戦闘シーンがどことなく可愛らしかった(ゴジラが何回も脇をワキワキやるし)。今作からカラーになったのもあると思うが、前二>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.9

犠牲も厭わない強さと人間的な弱さが入り交じる複雑なキャラを完璧に演じたジェシカ・チャステインがめちゃくちゃ凄い。そもそものロビー活動への知識が無い+早口で激早テンポなので付いていくのが大変だったが、本>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.1

ジャケットからして難解な所謂アート映画的な作風なのかと思っていたが、予想以上に直球な社会派映画だった。ネオナチだった過去と更生した現在が同時進行で描かれるので、エドワード・ノートンを存分に堪能できる。>>続きを読む

ブラックブック(2006年製作の映画)

4.2

テンポがよくスリリング、そして内容も二転三転するし伏線回収も自然なのでスパイものとして抜群に面白い。ナチスとレジスタンスを単純に善悪と区切っていないのがスリラーとしてめちゃくちゃ面白いし(そもそもの人>>続きを読む

モスラ(1961年製作の映画)

4.0

中盤までモスラは1ミリも出てこないが、私利私欲にまみれた興行師と対峙するフランキー堺らがとても愉快なので全く中弛みせず面白い。後半に満を持して登場するモスラ幼虫の特撮の迫力、それに対して優雅に浮遊する>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

予告編等でも分かる通り、1人の俳優を喪った我々と国王・愛する人を喪った映画のキャラクターがリンクするザ追悼映画。しかし、喪失を経た人々を真摯に描き、ファンサや取って付けたような布石等が一切無く一本の映>>続きを読む

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年製作の映画)

3.6

人間ドラマは可もなく不可もなくという感じだが、サンダとガイラの生々しい獣感がとても良かった。特にガイラの人を襲い、捕食する描写の生理的な嫌悪感が凄い。主人公博士のおバカさん…♡となんか唐突なオチが1番>>続きを読む

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

4.1

無機物との融合によるエロティシズムと悪趣味なゴアがクローネンバーグ節全開で最高。現実と幻覚が融合していくプロットが今作を難解にしていくが、 画面の奥の不気味さを助長しているのでそれはそれで今作の雰囲気>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.1

回想が多用される+人物量が多いスパイ映画なので、プロットがかなり複雑。ただ、冷淡で高級な色調、脇まで抜かりなく揃えてあるキャストによる演技等のお陰で、何だかよく分からないけど凄い物を見たという満足感が>>続きを読む

ハイテンション(2003年製作の映画)

3.9

タイトルとは裏腹に、陰湿で凄惨なホラー。とはいえ別にそんなスプラッターな訳でもフレッシュな殺人描写もある訳でもなく(棚で頭破壊は良かったけど)、こういうジャンルの映画としては少し無難な感じだなとは思う>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

4.0

やってる事はド迷惑だけど可愛いのでギリ許せる絶妙なパディントンのキャラクターが良い。パディントンとのてんやわんやで絆を取り戻していく家族だったり、来る者は拒まず精神の肯定だったり、全体的にキッチリ良く>>続きを読む

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.2

戦時中の反ナチ映画でここまでど真ん中のコメディをやる姿勢が凄いな。特定の人物に扮し相手を騙す事で生じるサスペンスとユーモアのバランスが巧みで、中盤の教授との会話の場面は特に秀逸。冒頭が効く終盤の脱出劇>>続きを読む

私の殺した男(1932年製作の映画)

4.2

戦時中殺害した男の家族に贖罪の為会いに行く…というシンプルなプロットと80分弱の短く無駄のない尺により、反戦という強力で絶対的なメッセージがより刺さる。真実を閉ざしたままどう終わるのかと思ったら、バイ>>続きを読む

失墜(2020年製作の映画)

4.0

特にカタルシスや盛り上がりもなく淡々としているが、ハッとするショッキングな唐突死描写が多くて面白かった。サバイバリスト達が価値観のすれ違いで敵対し、殺し合いに発展する様は滑稽ながらも哀しい。みんな不測>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

4.1

昔ちょっと観た記憶があるけど、その時よりも楽しめた。とにかく最後まで臨場感が凄くて、怪獣パニック+ファウンドフッテージものの相性の良さを実感。ごく普通の一般市民視点なので怪獣の詳細は一切明かされないの>>続きを読む

ザ・ストレンジャー:見知らぬ男(2022年製作の映画)

4.2

主演2人の圧倒的存在感も然る事乍ら、静かに緊迫感を高める不協和音や、必要最低限のセリフによるジリジリとした作風、ひとつの立ち姿と挙手がズシンと来る終盤のスマートな演出が素晴らしすぎる。潜入捜査?ものだ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.2

初インド映画の為ノれるか心配していたが、杞憂だった。何の混じり気もないド直球ブロマンスに、明らかに人間を超えているダンスや戦闘、ここぞとという時にスローモーションでバッチリキメる画など、とにかく3時間>>続きを読む

G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

3.4

アクションもストーリーもキャラ造形も全て中途半端だった。イコ・ウワイスもいて谷垣さんも関わってる忍者ものでここまで全く盛り上がらない映画を作れるのは逆に凄いかもしれない。アンドリュー小路さんがかっこい>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

4.1

どんどんあやふやになっていく真実の中、人間の潜在的なエゴの醜さや滑稽さを描きながらも、最終的には人を信じる事の尊さも描くスマートさや、全編に渡り美しい秀逸な画作りなど、70年以上前の映画とは到底思えな>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.3

今までの規模デカX-MENシリーズとは打って変わって、比較的ミニマムに展開される逃避行劇が印象的。キャラクターも(特に冷酷さと純粋さが入り交じったローラ)ゴア描写も素晴らしかったが、100年以上孤独を>>続きを読む

エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

4.0

よくあるタイムループものぽく始まるけど、どんどん予想外な方向に展開されていき、最後は優しい着地。こればかりはネタバレ無しで観て欲しい。

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.8

ハンス・ジマーの劇伴も相まって重厚感のある序盤40分間と、リアル路線のアクションは素晴らしい。が、シリーズ完結作としてはいくら何でもキャラクターのドラマが薄すぎるし、退屈でよく分からないエイリアンがラ>>続きを読む

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