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Diner ダイナーのTAKEZOHのレビュー・感想・評価

Diner ダイナー(2019年製作の映画)
3.0
「セリフ一字一句で灰皿飛ぶ!?」ニナガワイズム体現者藤原竜也と蜷川実花プロデュースの極彩色の蜷川幸雄への鎮魂歌!!
蜷川幸雄の愛弟子藤原竜也と愛娘蜷川実花が組んでどういう映画になるか気になって観てみたが、舞台を映画に仕立てたような演出であったり、生きているか死んでいるかわからない存在の女の子が憧れる地がメキシコの死者の祭りの地(007やピクサー映画のリメンバーの舞台)や、ヘマをして連れていかれる所も生と死の境目の煉獄のような殺し屋専用ダイナーという皮肉と運命に翻弄される様は、予告で見た時の期待値以上でも以下でもない内容だが、まさか蜷川幸雄のサプライズ出演を観れるとは思わなかったので、教え子達による映画という形で行われた“蜷川幸雄先生を偲ぶ会”として観ると一見の価値がありかなと思った。
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