冒頭のティナの1人語りがチープ感満載だが、藤原竜也が出てきてからが本番。
藤原くんが主役のようでいて実はティナの成長物語が軸で、そこに殺し屋の闘争が絡んでくる。店に来る殺し屋との交流がメインと思いきや店に来る殺し屋の種類は意外と少ない。
世界観は徹底して好き放題やってるので、過去作の中で一番蜷川センスが活かせている気がする。アクションシーンで薔薇が舞うとか、センス爆発しすぎてて。
だけど、食べ物が美味しそうに見えないのと、死と隣り合わせの中で肉を喰らうだとか、ギリギリの追い込み感が足りずにチープなお伽話の域を出ないのが残念ではある。
結局ティナと藤原くんの恋愛になるの意外すぎるが、ツンデレ藤原くんがたまらんのでまぁ良し。
また、窪田くんがかっこよすぎ
髪型と筋肉とキャラがファンならたまらんなこれ……窪田くんだけでも見る価値ある。
元ボスがその人とは恐れ入った。そんな使い方ありか。