さ

青の帰り道のさのレビュー・感想・評価

青の帰り道(2018年製作の映画)
2.5
うーん。。この監督、どうも成功と凋落が類型的なんだよなあ.....盗みも「Day and night」と似た感じだし。。あと時間の経過も体感出来ない。5年経ってる物語なのに、半年くらいに感じる。子供は大きくなってるし、震災も挟んでいるのに、「久しぶりー!」と言われても「あんた、終始出ずっぱりだったやん」と言いたくなる。カラコレが上手く上品なので筆致で誤魔化されてしまうけど、それっぽいだけで実は空疎。演技は皆んな上手く、工藤夕貴のヤサグレっぷりも良い。清水くるみがちゃんと、垢抜けないJKに見え、そしてちゃんと成人したオトナに見えるのもスゴイ。他は高校生コスプレに見えましたが、同級生の仲間感は見事。トータル、なんか惜しい人という印象。あと、フレアをわざわざ入れた岩井俊二調の画づくりがしつこい。
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