のこ

ソローキンの見た桜ののこのレビュー・感想・評価

ソローキンの見た桜(2018年製作の映画)
4.2
日露戦争時代のロミオとジュリエット~💕
期待以上に心に沁みたドラマティックな作品!

二人の純粋な愛と何としても捕虜から解放して彼の望みを叶えたい彼女の深い愛に涙 涙💕 
いつまでも余韻が続く感動作~良かった~😊

舞台は日露戦争中に愛媛県松山市に置かれた捕虜収容所。
条約に従って、ロシア兵捕虜たちには比較的自由が与えられていた。
捕虜のロシア人海軍将校ソローキン(ロデオン・ガリュチェンコ)と彼の看護をしていた日本人の看護婦ゆいが織りなす壮大な愛の物語。

高熱にうなされいる海軍将校ソローキンを一晩中看護するゆい。
この戦争で命を落とした弟のことを思うとソローキンに対して憎しみが湧いて来るが~
彼女の涙に疑問を持った彼は 彼女からその事情を聞き 嘆き 敵味方だけどやがてお互い心から惹かれて行く。

ゆいには親の決めた結婚相手が~
下降する家の商売を持ち直すには どうしても
その相手と結婚しなければならない。
自分の気持ちなど全く聞き入れてもらえない 自由にできないゆい!
日本の風習のような~ そんな時代の中で
ゆいはソローキンの目指している目標 ロシアをどうしたいのか? 彼をロシアに帰還できるように彼女なりに
ソローキンの夢実現できるように ゆいの深い愛で!
がんばった~^^ 
サスペンスのようなラスト展開!
ドキドキハラハラ~面白かった😊

第1回放送文化大賞 ラジオ・グランプリに輝いたラジオドラマ「~松山ロシア人捕虜収容所外伝~ ソローキンの見た桜」を映像化した映画。
2018年、駆け出しのテレビディレクター桜子はロシア兵墓地の取材のためロシアへ~

決して許されることのないソローキンとゆい(阿部純子)の恋の行方は?
そして100年後の現代までとつながる絆~ 
桜子(阿部純子)にとってソローキンは??
ゆいと桜子 1人二役の阿部純子の魅力にラストまで
見入ってました。
ソローキンが見た桜のように 美しく可愛かった^^
のこ

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