門倉カド

マイル22の門倉カドのレビュー・感想・評価

マイル22(2018年製作の映画)
4.5
意表を突くラスト。獅子奮迅の重厚アクション!!

【賛否両論チェック】
賛:四方八方から次々に襲い来る敵を前に、主人公達が獅子奮迅の戦いを見せていく様に、思わず圧倒される。アクションもド迫力なほか、意外なラストも痛快。
否:主人公が際どい所を助かっていく展開は、まさにお約束といったところ。設定もやや荒唐無稽か。

 機密情報を持つ重要参考人を、大使館から空港まで護送するという、非常に危険な任務に就いた主人公達。前半はやや退屈な感はありますが、後半に進むにつれて、その孤立無援・四面楚歌のとてもスリリングな逃亡劇が繰り広げられ、息をするのも忘れるくらいハラハラさせられてしまいます。アクションもかなりド派手というか重厚で、主人公達の鬼気迫る戦いを、身をもって体感することが出来るようです。
 それに加えて、意外性のあるラストも圧巻です。
「おっと、そう来ましたか!!」
という感じなので、その辺りにも要注目です。
 ストーリーは結構ありがちで、なおかつ荒唐無稽なので、あまり現実味はないのが難点かも知れません。どちらかというとアクションを純粋に楽しみたい、そんな作品といえそうです。
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