ポール・シュレイダー監督作品という事で是非見たいと思っていたが、都内の上映も殆ど終了してしまった状態により鑑賞を諦めていた所、近所のシネコンで上映している事を知り鑑賞。
自分の信仰心とメガチャーチの運用是非とカトリックの企業が環境破壊している事への黙認、そしてそれを問題視していた信者の夫マイケルを救えなかった事、自らの体調不良により精神崩壊していく牧師をイーサン・ホークが熱演している。マイケルの妻メアリーに洗脳され一度は思い留めたものメアリーに駄目押しされ最後は環境保護過激派の側に取り込まれてしまう....、と解釈したがどうも違う様ですな。
妻の名前がメアリーである事からもこれは救いの話であった。でも現実的には状況は、全く変わる訳でない絶望感漂わせている。
