んー前作が良すぎたなって感想が正直なところ。
悪と悪が交わるシンパシー、暴力でしか止められない暴力、孤狼の狂気と組織の犬。
日岡(松坂桃李)と上林(鈴木亮平)とチンタ(村上虹郎)による不思議な親密感やバディ感が印象的で、試み自体へはポジティブなものを抱きつつ、なんとも乗り切れない部分もちょこちょこあって。
在日を扱いその差別や困窮を描くことで、鈴木亮平演じる上林の“得体の知れない暴力性”が半減しちゃって勿体ない。
村上虹郎のチンタへの振る舞いに関して日岡がひどすぎる。
斎藤工に、渋川清彦に、吉田鋼太郎にもう少し見せ場はなかったものか、、、
前作の方がバランス良くてかっこよかったなーと思います。