この手のヤクザ映画って、暴力シーン（指詰めとか、拷問とか）の描き方が結構分かれて、写実的に描くパターンと、オブラートに包むパターンとあるのだが、完全に前者の映画。
ヤクザ映画観ておいて、そんな感想どうなのよ、だったら観るなよ、というのもあるけど、指詰める、目をつぶすシーンとか、目玉くり抜くシーンとかは個人的には描き方としては全く好きでは無い。
ただストーリーも面白いし、何より役者は全員すごい。松坂桃李は前作からの差が凄いし、鈴木亮平と滝藤賢一はどんだけ幅があるのってくらいの凄み。
これはネタバレになるけど中村梅雀（と初めて映画で観た宮崎美子）に一番やられた。
凄惨なシーンが続く中で吉田鋼太郎が少しの笑いを入れてるのも救われる。
第3作目やるらしいけど観るの怖い。けど暴力シーン早送りしながら多分観る。
