“人に優しくする”
町田くんがごく普通にやってることは意外ととても難しいことで。
バスで席を譲るにしろ割と勇気がいるもので。落ち込んでいる人がいたら慰める、一緒にいる、違うことは違うと伝える、他人の努力を認めて伝える、重いものを持ってたら持ってあげる
町田くんがやってることは今の時代すごく難しいことだなって思った。
池松さんか演じるゴシップライターはきっと書いてる本人もつらいんだろうなと。他人の弱みや不幸に漬け込んでそれを記事にする。きっと自分はこんなことをやりたかったんじゃない、人を幸せにしないことだとわかっててもそれが仕事で。世間も世間で他人の不幸や弱みは自分の安心へと繋がる。そこのバランスは難しいなって思った。
この映画は明日は一つちょっと人に優しくしようかなって思わせてくれる映画だった。町田くんみたいな人はいないかもしれないけど人の優しさについて考えさせられる映画だった。主人公の2人だけじゃなくてその他のキャストの方々もすごく素敵でどこか自分と照らし合わせながら観れる映画化だと感じた。
