さとし

町田くんの世界のさとしのレビュー・感想・評価

町田くんの世界(2019年製作の映画)
1.5
これはつまらなかったです。

イマイチどころかイマニと言ったところです。久々にガキドラを見ました。
考えさせられる部分はあります。主演二人の演技はとても初々しい物があって良いと思います。でも、監督の力量なのか脚本のせいなのか恋愛要素とかどうでもよかったです。あと地理的に無茶苦茶でした。このキャストでこの内容はヤバヤバです。

まずは考えさせられる部分。お人好しもいいのですが、相手の気持血がよくわからないで自分の自己満足で優しくしたら返って相手を木津つけますね。かといって人間が嫌いで傷つくのが恐くて引きこもってばかりもいられません。主人公二人にとって最も必要なものは恋愛ごっこでも前田さんや高畑さんでも無く平均的に優しくて平均的に人嫌いな友人でしょうね。そんな存在がいたらバランスがもっとよく撮れていて、ひよっとしたらもっとよかったかもしれません。

演技面が一人を除いてよかったです。とても新人と思えない堂々とした演技でもっとひどい人は他にいますからね。ただし、池内さんのキャラが意味不明でした。佐藤さんや松嶋さんはペイチェックって感じでどうしても登場しなきゃならないのかという感じです。

そして、私の地元で撮影されたようで、前半のデートシーンが橋の上で見覚えがあるなと思ったら地元だったんです。しかも駅の西口で次のモールのシーンは東口でさらに次のシーンは西口ってどれだけ地理的に無茶苦茶なことをしてるんだという感じです。「ミッション インポッシブル フォールアウト」の時にロンドンの街の地理が無茶苦茶だったように今作の地元の地理は不正確でした。ちなみに西口もデパートはあるんですけどね。なぜ東口の方に行ったのか意味不明でした。あと、ラストの本人の希望でロンドンへ留学することになりましたも意味不明でした。

まあ、言いたいことはわかりますが、ちょっと監督というか脚本なのかイマイチでした。イマサンかもしれません。このキャスト・スタッフでこの内容はアウトですね。
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