これぞ全編アクションしっぱしの怒涛の90分！あるのは己の拳と警棒のみ！
カンボジアからの刺客JAIL BREAK！
『ザ・レイド』を凌駕するほどの規格外の戦闘シーンの応酬とシラットと双璧を成すカンボジアの最強武術【ボッカタオ】を駆使した息もつかせぬスピード感溢れる凄まじい近接術に終始唸ろうて( ﾟДﾟ)
重要参考人を凶悪犯罪者用刑務所に護送する特殊部隊4人、単純な任務のはずが、女ギャングのボスに口封じに雇われた殺し屋や囚人達が仕掛けた暴動により刑務所内は地獄のような逃げ場の無い檻と化す！
果たして4人は無事に監獄から生きて出られるのか？決死のサバイバル戦が始まる！
イタリア出身監督なんに何故かカンボジアダークファンタジー撮ったりと多彩な一面を見せるカンボジア好きなジミー・ヘンダーソン監督の長編アクション。
何百人の凶悪な囚人vs4人の警官という1対多な無茶な設定、なぜ刑務所にあるのかは分からないが途中から鉈や斧が出てきたりやはり馬鹿さも申し分なく、コミカルなキャラや殺陣シーンのカメラアングル、音楽も素晴らしい。
ザ・レイドとは違いところどころ笑える感じなのもいいね。
ほんで雇われた殺し屋、厳重隔離してある強靭な黒人殺人鬼に人を食らう巨漢カニバル食人鬼！
マッドマックス先生みたいな最強すぎる敵はいないもののそれぞれ見応えあるベストマッチがあり、黒人格闘家スーサイドvs特殊部隊のリーダーのタイマンバトルは痺れましたねぇ、ほんとカンボジア侮れませんな。
ストーリーはそんなオチでいいの？みたいな終わり方だが10秒に一回アクションは伊達じゃない！
何と言っても刑務所内という閉鎖的なシチュエーションを利用してここまでの娯楽作品に仕上げている点に尽きると思います。
今作の主役ジャン・ポール・リィのアクロバティックなアクションはずば抜けてたし今後も活躍しそうですねぇ、是非イコ・ウワイスとかと共演して頂きたい！
ラストではもうソチートぉぉぉぉぉ！つって叫ぶこと間違いなし、ネトフリで見れるのでオススメざます。
