このレビューはネタバレを含みます
とかく彼については切れ切れとした情報しかなくて、ヤク中だったり、パパだったり、人妻に告ったり、ブルースっぽいけど黒人ブルースの匂いが薄かったり、アル中だったり、様々な顔を見せる。
この映画を見て、子供のような彼がどのように成長していくのかがとてもよくわかった。コナーが出来てからはほんといいパパ。逆にそれまでの人生は我が支配して、よくあるロックスターのように暴力的ではないものの、内相へ内相へ入っていき、ある日爆発するという、なんともA型の性格が支配している。
人付き合いができず、かと言って周りも気になって、普段は大人しいのに、熱中するものが見つかるとまっしぐら。まったくA型すぎてスーパースター感がまるでない。そんなところが一番好感が持てた。
このドキュメンタリー、所々不親切なところがあって、いろいろ説明が省かれている。パティと結婚したのもいつの間に?だったし、ジョージ・ハリソンの不倫も説明ないし、娘のルースの結婚式も自分との結婚に見える。
エリック・クラプトン好きなら判るんだろうけど、不親切に作ってあるなあ。