ぜにげば

The Witch/魔女のぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

The Witch/魔女(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

友達のお父さん坂上忍に似すぎ笑

そんなことは置いといて、アクションが素晴らしい!
MCUにこういう戦い方をするキャラ1人欲しいと思うくらいにはかっこよかった。
ハリウッドに全く劣らないし、吹き飛ばし方、叩きつけ方、突き破り方は日本の漫画やアニメを一番忠実に実写化した感じだった。
日本産で先にこういうアクション映画作って欲しかったな。

ただお話は個人的にあんまりかな。
日本の微妙な青年漫画みたいな話とセリフ回しというか、古くてベタで平凡な展開だった。
細すぎてでみた「韓国映画の救いようのない結末」みたいなことホントにしちゃってるもんだから逆に面白かったけど。
ゆっくり拍手すな笑
一番最近だとトークサバイバーのドラマパートが似てたかな。
まあ何が言いたいかって、大真面目にやるにはちょっと無理がある感じだった。2018年はまだ許されてたのかなぁ…。

セリフも説明ゼリフすぎる。
犯人はお前だ!って言われたあとの犯人くらい喋るやん。

一番気になったのは、主人公が記憶のない振りをしていて、本性を明かすシーンで「おびき出されたのは俺たちだ!」とか言ってて騙されてたわけなのに、それまでのセリフが「わざとインテリの家庭を選んだんでしょ?」とか、騙されてないやつのセリフになってて不自然に感じた。
どっち?って思わせるための演出なのは分かるけど、にしても不自然かなと。
父だけじゃなく友達すらも主人公の狙いをわかってたっぽい描き方なのは良かったかな。

多分第一世代?なんだろうけど、ほぼ一般人勢力のおっさん達の横槍のせいで最後のバトルの面白さが減ったなと思う。
主人公が最強ってのはずっと分かってることで、主人公に対して超能力者複数人で戦うのかなって思ったら一般人勢力に2、3人やられちゃって、勝負が退屈だった。

演技とかはホントに良かったし、2もあったみたいだから暇な時見ようかねー。
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