【最強少女、覚醒】
何度鑑賞しても堪らない稀有な作品✨
アクションシーンは乾杯しながら応援せずにいられない🍻
🖋️”お決まり”の延長線には…
「Are you a good witch or a bad witch? - あなたは良い魔女？悪い魔女？」
映画『オズの魔法使い』(1939)の有名な台詞ですが、これが本作に最も適した表現でした。
“悪魔的な実験を行う施設から生まれた超人”という『仮面ライダー』(1971)のコンセプトそのものですし、スリラーテイストですと『マリグナント 狂暴な悪夢』(2021)も後年だと印象的な所謂”お決まり”のプロット。
本作は、そんなスリラー/アクション映画の”お決まり”を覆すような小難しい事は行わず、とても丁寧な脚本で深掘るキャラクター造形、結末に向けた伏線を余す事なく散りばめる演出で、ノンストレスで真っ直ぐな作品づくりに成功しています。
🖋️憧れのヒーロー
本作を語る上で外せないアクション要素。
血は吹き出し、命は無惨に消え去る残虐性が目に見て分かる一方で、とてもスタイリッシュで『マトリックス』(1999)的な映像に仕上がっており、子供の頃（時に今も）妄想するスーパーパワーを手に入れた姿がスクリーンに広がり、脳汁止まらん…
前半の平和パートが嘘のように、終盤パートへの緊張感マックスな畳みかけが、何度鑑賞しても色褪せないとても魅力的な構成ですし、超自然的なSFチック要素が子供心をくすぐります！
結末が分かっていても、息を呑む傑作です！
🖋️あらすじ（参考:MOVIE WALKER）
ある特殊な施設で育ったジャユンは、8歳の時に逃げ出すが、記憶を失い、助けてくれた酪農家の娘として暮らす。10数年の時が経ち、ジャユンは頭に異変を感じるようになるが、手術費用が出せない養父母のため賞金が出るオーディションを受けることを決意する。
