愛がなんだのなんのレビュー・感想・評価

もう冷めていると嘘をつく場面では、絵面の爽やかさと意地汚い心情とお互いの事情とのギャップに驚かされた。

ズルかったり天邪鬼な全てのリアクションに共感してしまうので、とっても嫌な汗をかいた

キャスト全員演技力エグくて、感情をにょじつに表情で表す監督のこだわりが変態的で素晴らしかった。
物語の掛け合いが不自然なのに、互いの思惑が言葉の一つ一つに宿っていて、逆にそれがどこまでもリアルすぎて、塩を擦り込まれる様な痛みを感じた。
邦画ならではの良さを再認識した。