「生々しい程リアリティのある現代の男女の日常」
評判もよく、ずっと気になっていてようやくの鑑賞。まず岸井ゆきのを主演においている時点でとても好感が持てしっかり演技を楽しめそうな期待値が上がります。
ストーリー岸井ゆきの演じるテルコが付き合っていない片思いの男性のマモちゃん（成田凌）に都合のいい女として振り回されていく日常を描いてます。
登場人物のどれもがとてもハマり役で本当現実のどこかにいそうなリアリティで会話も本当に生々しい。同じ現実のどこかにいる男女の日常を覗きみているようなそんな感覚に陥って、2人とその周辺の人々に引き込まれてしまってました。
マモちゃん役の成田凌ももっとクズな感じかと思いきやそこまで誇張されてるわけでなく、なんかいそうな塩梅の人物像で、付き合うわけじゃないけど、あまり重くされると引いちゃうみたいなのは共感できるというかあるよなぁと思っちゃいました。
ナカハラ役の若葉竜也さんもいい感じでした。何かドラマティックな劇的な展開があるわけではないものの本当に生々しい会話ややりとりを楽しめる作品でした。
部分的にでも経験がある方には共感できる部分あるのではないかと感じました。
本当に「愛ってなんだ？」とかふと思っちゃいました。生々しい男女の日常と役者の皆さんの演技力に魅力される作品でした！
