おがさ

ランボー ラスト・ブラッドのおがさのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ランボーといえばゲームなんかでも「ランボープレイ」なんて言葉が出てくるくらいドンパチ映画の代名詞だし、その認識に間違いはないと思う。でもそんなドンパチを戦争の悲惨さとか、戦争でメンタルを傷つけられながらも戦争の中でしか生きられない男の生き様とか、強いメッセージ性とともに描くのがランボーの良いところだと思う。三作目あたりはだいぶヒーロー映画だと思うけど。

本作はそんなシリーズの最終章といつ気持ちで見に行ったが、どうもやってることがシュワちゃんやリーアム・ニーソンやスタローン本人もよくやってきたような、娘が誘拐されて最強パパが無双して救いに行く映画なので、ちょっと毛色が違うなと思ってしまった。ただ、たからテンプレ的に娘は無傷のキレイなまま帰ってくると思いきや、ランボーが気絶してる間に犯されて薬漬けにされ殺される悲惨な展開になってしまい、期待を裏切られて良かったやら悪かったやらグッタリした。

その後の牧場での籠城戦は色んなトラップで敵をバタバタ殺していく戦い方なので、ランボーというより「怒りのホームアローン」という印象を受けた。

そんなこんなで期待とは大きく違う展開だったので評価はやや低いが、ランボーでなく探索として見れば結構面白かったと思う。
あと久々に映画館に行けたのが嬉しかった。やっぱり大画面はいいね。
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