ザ・コール[緊急通報司令室]、セルラー、フォーン・ブースを彷彿とさせる電話ン・シチュエーション・スリラー。
冒頭から主人公の境遇、なぜ司令室でオペレーターをしているのかという情報の出し方が小気味よく良い意味で気持ち悪い。
どうなるんだー!?(トム・ブラウン布川ボイス)という緊張から、違うベクトルの緊張へと変貌するつくりが凄い。さっきまで重くるしく考えてたことが途端に重要でなくなる。もっと重苦しい問いかけが受話器から顔を出す。
最初に挙げた3作もそうだけど時間が短い。それが最高。息つく暇も与えたくないならそりゃ短い方が良いけど、消化不良にならず綺麗にまとめきってる。おもろいです。