FATMAX夜食のデブロード

ハロウィンのFATMAX夜食のデブロードのレビュー・感想・評価

ハロウィン(2018年製作の映画)
3.8
ホラーは苦手なオッサンが『オイ!【オーヴァーロード】面白ぇじゃねぇか!』と言ったところ「じゃアンタ観れるよコレ!」と言われて『オオゥ!じゃあ観てやろうやんけ!』と、売り言葉に買い言葉風なノリでレンタル後、OFFの日に意を決して昼間の明るい時間に再生開始した結果…

『 面白いじゃねぇか!どーしてくれんだオイ!!』

と吠えながら笑顔で八つ当たりをブチかますという謎な行動が炸裂した作品がコチラになります。

ちなみにホラー苦手オジサンなので1作目も含めてシリーズ全て観てません。ただし1作目のストーリーは知ってます。テーマ曲も知ってます。
有名な作品ですからねw

ゴア描写万歳!なスラッシャームービーや人体破壊クックパッド的残酷アラカルトとは確実に違う、むしろソコに重きはない作品なのでしょう。
(グロ描写自体が無いワケではない。ちゃんとある。ただし多くはない。)
R指定のハードなアクションでも時折見かけるぐらいの描写がMAXですね(デス・ウイッシュのアレみたいな)。

ただ1作目自体がわりとそういう描写は抑えめらしく、ソコを意識したのかどうか…
当然真意の程を知りはしませんが、お陰で目を背けるまでではなかった。


ズバリ、クライマックスですよ!
ホラー的ビックリ演出は多用しながらも やってる事がサバイバルアクションで、正にココが

《すこぶる面白い!》

しかもまるでヒーロー物の様なカッコいいセリフまで出てくる激アツ展開がまぁ〜〜楽しいったらありゃしない!ww
(アンタらまるで某アイルビーバックの親子みたいですやん!とか少し思ったりw)
ソコに至るまでの布石はしっかりと道中に散りばめてあったりするのでもう怖さとか吹っ飛んでます!
(ソレが"ホラーとしてどうなのか?"とはなるのでしょうけどw)

『Gotcha!!』というシンプルなセリフがココまでガン上がりした映画も久々なんじゃねぇか?ww
↑ココの演出、王道ながら本当に上手。だからこそカッコ良い!

テーマ曲もカーペンター映画ならではのシンセサイザーサウンド。しかも本人のアレンジによる本人の演奏というツボを押さえたアレ。
正に【ニューヨーク1997】からの【エスケープフロムLA】で聴いた原曲を崩さないアップデートと同じ方向性のアレ!
(劇中ではアレンジ部分少なくてナンなら原曲のまんまに聴こえるかもw)

怖い要素は個人の耐性にもよるのでソコに関しては言えないですが、どシンプルに面白い映画でした!

カッコいいのはジェイミー・リー・カーティスだけではなかった!!w