ミュージカルということで、ポップな感じの伝記になるのかな、と思っていたのですが、思ったより辛くてこの点数になりました^^;
音楽はもちろん、演出もタロンくんの演技も素晴らしかったけど、映画のほとんどが、エルトン・ジョンの孤独に対する苦悩が描かれていて、誰からも愛されないのだと自分をどんどん追い込んでいく彼の姿が、私自身が辛かった時期と重ねて観てしまい…
成功したかと思えば、その度に孤独に襲われる。その後の歌のシーンは切なくなりました。
エルトンの派手な衣装やパフォーマンスが虚しく感じられて…
でも最後のI'm Still Standingはエルトンが立ち直り、自分を受け入れていこうとする様が、タロンくんの歌を通して見事に表現されていて良かったです!
やっぱり同じタロンくんが歌ったということで、どうしてもSINGでのI'm Still Standingと比べてしまうのだけど、SINGが楽しく体を揺らしながら聴ける音楽だとしたら、ロケットマンの方は力強さを感じさせるものでした。
観て損はないです!!