実在の、しかも存命の方の半生を描く作品。
その、エルトン・ジョン役を演じるっていうのはとてもプレッシャーだったんだろうなぁと感じた。
思っていた以上に、歌が上手くて、踊れるんや…！ってことにびっくりした。
レジー役の子役ちゃんの演技がすごい。
しかも、本人そっくりっていうことにも驚いた。
彼が暗闇の中であるものをタクトに見立てるあのシーンはとても好きだった。
Saturday Night's Alrightのシーンも目まぐるしく変化していく様、成長する様を描いていて好きだった。
アンサンブルのダンサーさんのリズムがぱちっとあっていたのも好きな理由かな。
エルトン・ジョンはいつでも愛を求めていて、やっと掴んだと思った矢先に…
ということが多い人生だったんだろうなぁ。
彼が音楽に愛されていて本当に良かった。
数々の名曲が聴ける幸せ。
生まれ育った環境や、どれだけ愛情を注がれて育ったか？などがやっぱりその人を構成する大きな因子になるんだなぁと改めて思った。
名前を聞かれたときに、ビートルズのShe loves youをチラッと見て「ジョン」って言うセリフがあったけどあれって本当なの？
全くノーマークだったけど、バーニー役の方がリトル・ダンサーの主演のジェイミー・ベル氏だと知って驚いた。
いやー、しかし楽器を大切にしない人はやっぱり嫌いなんですよ。
ましてや、それで生活しているのに。
ピアノに足を上げたり、ギターをぶっ壊す的なやつ。
